視覚障害の理解が深まる絵本「見えなくてもだいじょうぶ?」

雪山で二人でスキーをしている(歩いている)写真

この絵本では目の見えないマチアスと迷子の少女カーラが出会って少女を家まで送り届けるというお話を通して、

目の不自由な方がどのようにして生活しているかが紹介されています。


少女は自分の素直な気持ちをマチアスにぶつけます。


「どうして目がよく見えないの?」


この単刀直入な質問にマチアスは

「生まれたときから」

と優しく答えます。

このようにして誰もが気になる質問にマチアスが答えながらお話が進んでいきます。



道の歩き方、映画の楽しみ方、買い物の仕方、スキーの仕方など。

肩に力が入っていない自然な会話で話が進んでいきます。

お子さんに読み聞かせながら視覚障害への理解が深められる一冊です。

作:フランツ=ヨーゼフ・ファイニク

絵:フェレーナ・バルハウス

訳:ささき たづこ

協力:社会福祉法人 日本点字図書館 

発行所:あかね書房 あかね・新えほんシリーズ22 ※点字一覧表付き

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次